はじめに
「SQLって何?」と検索してこの記事にたどり着いたあなた。
- データベースって何?
- プログラミングの知識がないとダメ?
- サーバーってよく聞くけど、どう関係あるの?
こんな疑問を持っていませんか?
安心してください!この記事では、
- データベースの基本
- SQLとは何か
- サーバーとの関係
を初心者向けにわかりやすく解説します。
1. データベースとは?
データベース(Database)は、情報を整理して保存しておく場所のことです。
例えば、
- スマホの連絡帳 → 名前・電話番号を管理するデータベース
- お店の在庫リスト → 商品の名前・価格・数量を管理するデータベース
- YouTube → 動画情報(タイトル・再生回数・アップロード日)を管理するデータベース
要するに、「大量の情報を整理して、すぐに探せるようにする仕組み」なのです。
2. SQLとは?
SQL(Structured Query Language)は、データベースを操作するための「命令文(クエリ)」です。
SQLでできること
- データを登録する
- データを取得する(検索)
- データを更新する
- データを削除する
例えば、
SELECT * FROM users WHERE age >= 20;
この命令を実行すると、「年齢が20歳以上のユーザーのデータ」を取得できます。
3. プログラミング未経験でもSQLは学べる?
「SQLってプログラミングの知識が必要?」と思うかもしれませんが、実はSQLはとてもシンプルな言語です。
例えば、次のような英語に似た構文を見てください。
SELECT name FROM users;
これは「ユーザーの名前を取得する」という命令です。
英語の SELECT
(選ぶ)という単語が使われているので、直感的に理解しやすいですね。
つまり、プログラミング未経験でもSQLは学びやすいのです!
独学に不安を覚える方はプログラミングスクールで学習することもおすすめです。
プログラミングスクール一覧から確認してみてください。
4. サーバーとは?データベースとどう関係あるの?
サーバーは、データを保存しておいたり、管理したりする「コンピュータ」のことです。
私たちがインターネットを使って、
- ネットショップで商品を検索
- YouTubeで動画を見る
- SNSで友達の投稿を見る
これらはすべて、どこかのサーバーにあるデータを取得して表示しているのです。
データベースとサーバーの関係
- データベース:情報を整理して保存する場所
- サーバー:データベースを動かし、インターネット経由でアクセスできるようにするコンピュータ
たとえば、Amazonで「スマホケース」と検索すると、サーバーがデータベースから該当する商品を探し、画面に表示してくれるのです。
5. SQLの基本操作をやってみよう!
実際にSQLの基本操作を試してみましょう。
1. データを登録する(INSERT)
INSERT INTO users (name, age) VALUES ('太郎', 25);
これは「usersテーブルに、名前が太郎で年齢が25のデータを追加する」命令です。
2. データを取得する(SELECT)
SELECT * FROM users;
これは「usersテーブルのすべてのデータを取得する」命令です。
3. データを更新する(UPDATE)
UPDATE users SET age = 26 WHERE name = '太郎';
これは「名前が太郎のデータの年齢を26に更新する」命令です。
4. データを削除する(DELETE)
DELETE FROM users WHERE name = '太郎';
これは「名前が太郎のデータを削除する」命令です。
6. SQLを学ぶメリット
1. データの扱いが上手くなる
SQLを学ぶと、データの整理や検索がスムーズにできるようになります。
2. IT業界の基礎スキルが身につく
プログラミングを学ぶ前に、データベースを理解しておくと後々の学習が楽になります。
3. エンジニア就職・転職の武器になる
SQLは多くの企業で必要とされるスキルの一つです。
7. まとめ
- データベース → 情報を保存・管理する場所
- SQL → データベースを操作するための命令
- サーバー → データベースが動いているコンピュータ
- SQLの基本操作 → データの追加、取得、更新、削除ができる
プログラミング経験がなくても、SQLを使えばデータを簡単に操作できます!